近年の急激な科学と医学の進歩により解明されてきた人体の機能の一つに、「免疫機能」があります。昨年来のコロナ禍において、免疫力アップが盛んに叫ばれ、人体の中で免疫細胞が7割集まっている腸の働きが注目されています。 昨今の「腸活ブーム」で脚光を浴びている「腸内細菌と免疫細胞」の密接で有機的な関係は、健康と美容以上の働きがあることが知られています。
私たちが知っている善玉菌、悪玉菌の代表選手はほんの一部で、知らなかった腸内菌と免疫細胞の関係で、免疫力が高まることや、逆に暴走して難病を発生してしまうこともあることが分かってきました。※−6
さらにその腸と脳は綿密に連絡を取り合い機能しているのです。まさに岡田氏が言っている「臓器は連帯責任」ということを、医学者たちが解き明かしてくれているようです。 ※−7
免疫機能が暴走する原因のひとつに、長い腸を持つ日本人は、戦後急激に進んだ食の西洋化を受け、腸内環境のバランスを崩し、適応仕切れなくなっていることがあげられています。そして、専門家たちは口を揃え、岡田同様、食物繊維を食生活に取り入れることを推奨しています。
また、岡田は「異物を取らない方が良い」と少し過激な表現をしていますが、私たち瑞雲は、自然界に存在する自然由来のものを食べた方が良いと考えています。
農薬、化学肥料を多用して栽培された作物や、化学合成の食品添加物や保存料を含む食品の摂取をできるだけ避けることだと思います。
消化器病専門医・松井輝明先生も「安易に薬に頼らないで」と言っています。※−8
腸内細菌は、抗生物質を摂取すると1週間で死滅すると言われ、安易な医薬の摂取に注意を促しています。また、機能が弱った臓器には助けが必要です。しかし、直ぐに薬、サプリメントで補えば良いというのは私たちも賛成しません。健全な身体には、自己免疫能力と治癒力があると信じているからです。「臓器は、本来自分で機能しなくてはいけないことを外から補給されるとサボってしまう」と岡田流に語っています。臓器が連携してサボりだしたら大変ですよね。岡田が1世紀近くも前に伝えていたと思うと不思議です。